FC2ブログ

記事一覧

ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは 在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん)と文(花山周子)

十七番 ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは 在原業平朝臣(ありわらのなりひらあそん) 歌意 不思議なことの多い神代でも聞いたことがない。竜田川が唐紅色に水をくくり染めにしているとは。(原色小倉百人一首 文英堂より)所載歌集 古今集 秋下    京都で外国人用に売っている化繊の着物の柄のようで、または雅叙園の豪華絢爛たる装飾のようで、つまり、案外この歌は日本的でないなと思う。「ち...

続きを読む

34番 誰をかも知る人にせむ高砂の松を昔の友ならなくに藤原興風(ふじわらのおきかぜ)(今橋)

34番誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松を昔の 友ならなくに 藤原興風(ふじわらのおきかぜ)歌意 いったい誰を親しい友人にしようか。長寿の高砂の松も、昔の友ではないのだから。                                 原色小倉百人一首(文英堂)より所載歌集 『古今集』雑上           この歌のことを考えていたら ほとんどわすれかけていた「老いの才覚」曽野綾子、ベスト新...

続きを読む